しばらく絵を描いていなかったので、引き続きリハビリ。
描き慣れていない方ということで、またハインリヒです。
坊主(西行、崇徳院もときどき)は白峯部屋で描いてきたし
正直、西行は中の人が苦手なので、グレートさんに変換して
ずっと描いてました。両方詩人ですしね!


さて、ハイン。彼といえば腕組み、「ニヒル」な訳ですが
彼ってニヒルか? ただの天邪鬼じゃないの?
自分が年をとってくると、彼の「若さ」がみえてくるので
余計そう思うのかもしれませんが……。
それに、原作読むとハインリヒもグレートさんも好戦的。
むしろ元不良のはずのジェットがおとなしいもんな。
戦闘用サイボーグにされた時点で、脳みそになんらかの
細工がほどこされているせいかもしれません。
だって、一般市民をそのまま戦場に放り込んだところで
足がすくむだけだと思いますよ。戦闘なんてできやしない。


あと、この人絶対いいとこの御曹司ですよね。
逆算すれば、1920年代末〜30年代初頭の生まれな訳で
その時代に、一流の音楽家についてピアノ習っていた時点で
平民とはとうてい思えない。という訳で、うちでは貴族出身設定です。
もっとも、当時はすでにドイツでも貴族制は廃止されていたので
正確には「元貴族」ですが。で、父親はナチスの軍人。
ナチスの高官は、元貴族の割合が、かなり高かったそうです。
戦後は戦犯として裁かれ、財産も没収。かなり苦労していそう。
趣味の博物館めぐりも、実は先祖代々の元財産を見守るためだったり。
すべてにおいて、ほんものの上質を知っているので
現代のなにもかもがフェイクにみえてしまい、結果
いい加減な服装に三食パンと缶詰な生活……だったりして。
グレートさんと仲良いのも、自分の中にある古き良きヨーロッパを
共有できる、唯一にして最高の相手だからだと思います。
かろうじて、フランちゃんともそういう話ができそうですが
やっぱり野郎同士の気安さはないよなー。








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