ベルトルッチの『暗殺の森』で、主人公が少年時代の回想場面に
着ていたセーラー服がかわいかったので、ちっちゃいハインに着せてみました。
8歳か9歳くらいかな。当時はまだ、ウィーンにいるという設定です。
もうモーツァルトのトルコ行進曲くらいなら、人前で弾けるレベル。
ナチス将校の父親とは、離れて暮らしているだけに
師匠のストリンドナー先生が男親みたいなもんです。
このころはまだひねてなくて素直な性格だったろうから
先生にとっても母上にとっても、とっても手のかからない
いい子だろうと思います。おつむの出来もいいしね。


原作のハイン、最後にはボブヘアになってましたが
子どものころの髪型も、個人的にはボブ一択です。
単に好みってのもありますが(なんせ理想の美少年といえば
ニール・ヤングの若いころなもので……。なんか間違ってるな)、
ヨーロッパの男の子にはよくある髪型ですからね。
子どものころのハイン、間違いなくかわいかったと思います。
実は『暗殺の森』の主人公は、セーラー服着てた子どものころに
自分にいたずらしたゲイの運転手を撃ってしまい、そのことが
深刻なトラウマになっています。で、いろいろこじらせた挙げ句
ファシスト党の暗殺者に志願してしまうのですが……。
ハインも独りで街歩いてたら、誘拐されそうなレベルだな。
まあ、いいとこの坊やなので、常に使用人がついてて
『暗殺の森』の主人公みたいなことにはならなかったでしょうけど。










ブラウザの「戻る」で、お戻りください。