「これ、やめたまえ。子どもじゃないんだから」 「……読むのやめるまで、このままでいる」 「読むのやめたら、離れるのかね?」 もちろん、離れたりしません。笑 グレートさんに構ってほしいハイン。 構ってほしいときは、どんな状況でもこんなふうに グレートさんに抱きつきにいって、ぐりぐり頬や頭を 押しつけていたらいい。 ただし、節度はちゃんと持っているオトナなので グレートさんが原稿書いていたり、台本読み込んだりしているときは 絶対に邪魔しません。邪魔するのは、一緒にいるのに 話題と関係ない本や雑誌を読みはじめて、没頭してしまったとき。 お互い芸術家なので、目先の興味をひかれることにはのめり込み 周囲がみえなくなるタイプではないかと。 でも、本や雑誌に嫉妬するのは、ハインだけです。 グレートさんは余裕あるので、ハインがピアノ3時間弾きっぱなしでも 邪魔したりしません。さりげなく、水のボトルは手渡してあげますが。 ブラウザの「戻る」で、お戻りください。 |